圧縮コイルばねや引張コイルばねは、直線方向の荷重に対して利用する事が多いですが、
トーションばねは回転方向に対しての荷重に利用するのに
便利なばねです。 回転方向のテンションを圧縮や引張ばねなどで得るためには、
回転方向の力を直線的なものに変換するような仕組みが必要になり
ますが、トーションばねを利用することにより、その構造を簡単にすることができるために、
設計上のスペースや工数を低減することが可能になります。
トーションバネは、シーソータイプのスイッチや、斜め方向に押し込むようなボタンなどに多く利用されています。
こちらの商品はすべて2006年7月より施行されましたRoHS指令に
対応しております。
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お問合せください。
アーム角度は上図の3種類の中からお選びください。
※左巻きは、製品番号がTLxxxとなります
トーションばねの基本計算式
d:線径 D:中心径 n:巻数 a:アーム長 σ:曲げ応力
kTd:ばね定数 E:縦弾性係数(SUS 186×103N/mm2)
φd:角度(deg)